KAWAKU~⼯業⽤乾燥機の導⼊に向けた各メーカー⽐較・検討サイト~ » メーカーごとに見る箱型棚式乾燥機の特徴 » 大和三光製作所 箱型乾燥機

大和三光製作所 箱型乾燥機

処理量や方法に合わせて選べる
熱風の与え方別に4通りを展開

気流方式が自由で、用途が広い箱型乾燥機

大和三光製作所の乾燥機

引用元:大和三光製作所公式HP
(http://www.yamato-sanko.co.jp/products/box_dryer/)

箱型乾燥機は気流方式が自由で、用途が非常に広い乾燥機です。材料を積載した容器や成形済の材料を、乾燥室内の固定棚または台車棚に差し込んだ後、熱風を室内に送ることで乾燥させる装置です。気流方式は、水平気流(左右一方向気流・交互気流)および通気気流(上下一方向気流・交互気流)があり、材料の種類や性質によって使い分けられるよう様々な方式があります。

材料に対する熱風の与え方による異なった形式

材料によって適切な乾燥のさせ方があります。温度だけでなく、熱風の当て方によるものもあるため、大和三光製作所の箱型乾燥機は4通りの形式を用意しています。材料に熱風を平衡流で作用させる一般的な『箱型乾爆機』、材料に対して熱風を並行流の高風速で作用させ短時間で効率が高く乾燥させられる『高速箱型乾燥機』、材料に通気流で熱風を吹き込み短時間で平均的に乾燥させる『通気流箱型乾燥機』、乾燥不同をなくすため一定時間ごとに熱風の流れを上下左右と変更させ平均的に乾燥させる『交互気流箱型乾燥機』があります。

ニーズに応える一貫責任施工

お客様からの要望に応える為に、一貫責任施工体制を整えています。調査・研究・開発・企画・設計・政策・組立・メンテナンスまで全て自社で行っています。お客様から「このような製品が欲しい」という要望に対しても、一から自社で調査・開発・メンテナンスまでを行うことにより、痒い所に手が届く製品の開発ができ、また不測の事態にも迅速に対処するなどお客様との信頼関係を築いています。

どのような企業に推奨される商品か

大和三光製作所の乾燥機は、食品業界・繊維業界・製薬業界・電子部品業界などさまざまな製品の生産財装置として、広く採用されています。また、廃棄物や3Rの装置として関連企業に使用されています。

工業用乾燥機の性能を
乾燥タイプ別に徹底比較

その他の箱型棚式乾燥機を見る

開発メーカー:大和三光製作所とは

株式会社大和三光製作所は、創業した1915年から100年以上に渡り工業用乾燥機・熱処理装置・焼却装置及び関連した製品やブランドなどの開発を行ってきた企業です。時代に合わせて前進し続ける、新しい技術の提供も行っています。

大和三光製作所の製品は商品をはじめとして、新しい産業製品にいたるまでの様々な製品の生産装置としてだけでなく、廃棄物の処理装置としても国内の各企業や海外の企業でも広く採用されています。時代に合った製品を開発することにより、社会生活の向上と環境保全に一役を担っています。

大和三光製作所の基本情報

⼯業⽤乾燥機のタイプ別⽐較表

半導体や各種薬品、食品など、自社商品の研究開発を目的とした工業用乾燥機には、様々なタイプが存在します。
ここでは代表的な5タイプについて、簡易的な比較表にまとめています。自社にはどのタイプが最適なのか、検討をしてみてください。

オンマウスで各項⽬の解説が表⽰されます
振動乾燥機

振動乾燥機はドラム型は缶体内に原料を投入し振動を行い、原料の流動化・乾燥を行う乾燥装置です。

攪拌乾燥機

攪拌式の乾燥機は、本体内部にあるパドルや羽根により原料を攪拌し、乾燥を行うタイプの乾燥機です。

真空回転乾燥機
(コニカルドライヤー)

真空回転乾燥機は、本体部分を密閉して減圧を行い、真空状態を作り出して原料を乾燥する構造の乾燥装置です。

箱型棚式
乾燥機

箱型棚式乾燥機はトレイに乾燥物を配置し、乾燥を行う構造の乾燥装置です。

流動層乾燥機

流動層乾燥機にはさまざまな形状があり、回転運動や振動、熱風などを利用し乾燥を行います。

材料適⽤
範囲

様々な種類・状態の材料に対応をしてるか。凝集性・付着性のある材料、水分量の多い材料、を苦手とする乾燥機も。

適⽤量

一度に乾燥を行う材料の適用量はどうか。

粒⼦破損

材料の粒子を破壊せずに乾燥ができるか。物理的な摩擦が少ないものが好ましい。

加熱温度

関節加熱の温度が高いほど乾燥速度は早まるが、内部構造が複雑な機器の場合、熱膨張の影響を受けやすいため、制限がかかる。

コンタミ
発⽣
リスク

乾燥機の内部での摩擦により、コンタミが発生するリスクがあるか。

洗浄時間

乾燥を行うごとに洗浄が必要な工業用乾燥機。内部構造が複雑な場合、解体が必要となるため、洗浄時間が長くなる。

消耗
部品

攪拌に羽を使用している、摩擦を起こすための部品が多い乾燥機の場合、消耗品の交換が必要となる。

特⻑ 上記項⽬に幅広く対応した上で、粒⼦がダマにならない 最も⼀般的な形式のため使い慣れている研究者が多い 高真空下で低温乾燥が可能なため、熱に弱い原料に向いている 食品乾燥など攪拌が必要のないものに 向いている 大量の原料の乾燥に適している
代表的な
製品(※)
中央化工機
VU型振動乾燥機
中央化工機振動乾燥機

引用元:中央化工機HP
(https://www.chuokakohki.co.jp/dryer.html)

公式サイトを
見る

電話で
問い合わせる

ヤスジマ
YVD真空撹拌乾燥機
イメージ

ヤスジマHP
(https://yasujima.co.jp/product/dryer/yvdn/)

公式サイトを
見る

電話で
問い合わせる

徳寿工作所
真空回転乾燥機 WDV型
イメージ

徳寿工作所HP
(https://www.tokujuk.co.jp/products/dryer/WDV/post-11.html)

公式サイトを
見る

電話で
問い合わせる

長門電機工作所
箱型棚式乾燥機
長門電機工作所箱型棚式乾燥機

引用元:長門電機工作所HP
(https://nagato.co.jp/ventilation-tray-dryer/)

公式サイトを
見る

電話で
問い合わせる

栗本鐵工所
流動層乾燥装置
栗本鐵工所流動層乾燥装置

引用元:栗本鐵工所HP
(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/floormap/floor-03.html)

公式サイトを
見る

電話で
問い合わせる

※タイプ別の代表的な製品の選出基準
「振動乾燥機」「攪拌乾燥機」「真空回転乾燥機」「箱型棚式乾燥機」「流動層乾燥機」⇒2022年3月23日時点で各タイプ名をGoogle検索した際、最上位に表示されるメーカーの商品。