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長門電機工作所 流動層乾燥機

長門電機工作所は扱うほとんどの機器を顧客専用設計で製作しています。振動乾燥機でも幅広い容量に対応しており、大型乾燥機はオーダーメイドにて対応。ここでは、長門電機工作所の振動乾燥機の特徴などについて紹介します。

長門電機工作所の工業用乾燥機

流動層乾燥機(1F型・2F型-20F型・30F型-300F型)

1L~300Lまでの容量に対応可能

徳寿工作所の乾燥機

引用元:長門電機工作所公式HP
(https://nagato.co.jp/fluidized-bed-tray-dryer/)

長門電機工作所の流動層乾燥機には卓上型の実験用乾燥機「1F型」、容量2L~20Lの小型乾燥機「2F型-20F型」、容量30L~300L大型乾燥機「30F型-300F型」があります。

「30F型-300F型」はオーダーメイドとなっており、防爆やバリデーションを考慮した設計が可能。医薬や食品などの乾燥に要求される水準を満たせるよう設計してくれます。

「1F型」「2F型」の流動筒は透明になっており、流動状態を簡単に確認できます。そのほかにも帯電防止バグフィルタの付属やバケット手動撹拌羽根 (オプション)により、安心して使いやすい工夫を施しています。

使いやすくシンプルな仕様

長門電機工作所の流動乾燥機は、乾かすことを目的として必要最小限の機能とシンプルなデザインを採用しています。そのため、低価格なモデルだから機能に不足がある…ということがなく、使いやすい乾燥機を実現。オプションでタッチパネルや記録計、ベントキャプチャー風速表示なども用意しているため、更に使いやすくすることも可能です。

※参考元:長門電機工作所公式HP https://nagato.co.jp/fluidized-bed-tray-dryer/

工業用乾燥機の性能を
乾燥タイプ別に徹底比較

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開発メーカー:長門電機工作所とは

企画設計から納入検収まで担当者が一貫して対応

株式会社長門電機工作所は1959年に創立した機械装置メーカーです。箱型乾燥機をメインとし、流動層乾燥機や空調機、バンド乾燥機などの設計・製作・販売を行っています。

長門電機工作所の従業員は少数ですが、各々が企画設計から納入検収まで一連の業務を実施しています。そのため、情報伝達ミスが起こりにくく、効率良く業務を進められるのだとか。また、困難なテーマにも挑戦する姿勢をもっており、技術力を日々磨くことで他社にはできないサービスの提供を目指しています。

なお、扱う製品のほとんどを顧客に応じた専用設計としているため、要望に合った機器を提供できるのも長門電機工作所の強みです。

顧客専用設計で要望に合った機器を提供

長門電機工作所ではフェイスtoフェイスでのヒアリングを大切にしています。設備化するまでに顧客と直接顔を合わせ、詳細なニーズの把握や技術説明を実施。

とくに急ぎの場合は長門電機工作所の担当者が出張してヒアリングを行ってくれます。日本全国どこへでも出張してくれるので、「できるだけ早く導入したいけれど、要望に合った製品がいい」という場合は出張直接面談を希望しましょう。ただし、顧客専用設計のため納品まで最短3ヵ月(大型装置の場合は6ヵ月以上)の期間を要します。

長門電機工作所の基本情報

⼯業⽤乾燥機のタイプ別⽐較表

半導体や各種薬品、食品など、自社商品の研究開発を目的とした工業用乾燥機には、様々なタイプが存在します。
ここでは代表的な5タイプについて、簡易的な比較表にまとめています。自社にはどのタイプが最適なのか、検討をしてみてください。

オンマウスで各項⽬の解説が表⽰されます
振動乾燥機

振動乾燥機はドラム型は缶体内に原料を投入し振動を行い、原料の流動化・乾燥を行う乾燥装置です。

攪拌乾燥機

攪拌式の乾燥機は、本体内部にあるパドルや羽根により原料を攪拌し、乾燥を行うタイプの乾燥機です。

真空回転乾燥機
(コニカルドライヤー)

真空回転乾燥機は、本体部分を密閉して減圧を行い、真空状態を作り出して原料を乾燥する構造の乾燥装置です。

箱型棚式
乾燥機

箱型棚式乾燥機はトレイに乾燥物を配置し、乾燥を行う構造の乾燥装置です。

流動層乾燥機

流動層乾燥機にはさまざまな形状があり、回転運動や振動、熱風などを利用し乾燥を行います。

材料適⽤
範囲

様々な種類・状態の材料に対応をしてるか。凝集性・付着性のある材料、水分量の多い材料、を苦手とする乾燥機も。

適⽤量

一度に乾燥を行う材料の適用量はどうか。

粒⼦破損

材料の粒子を破壊せずに乾燥ができるか。物理的な摩擦が少ないものが好ましい。

加熱温度

関節加熱の温度が高いほど乾燥速度は早まるが、内部構造が複雑な機器の場合、熱膨張の影響を受けやすいため、制限がかかる。

コンタミ
発⽣
リスク

乾燥機の内部での摩擦により、コンタミが発生するリスクがあるか。

洗浄時間

乾燥を行うごとに洗浄が必要な工業用乾燥機。内部構造が複雑な場合、解体が必要となるため、洗浄時間が長くなる。

消耗
部品

攪拌に羽を使用している、摩擦を起こすための部品が多い乾燥機の場合、消耗品の交換が必要となる。

特⻑ 上記項⽬に幅広く対応した上で、粒⼦がダマにならない 最も⼀般的な形式のため使い慣れている研究者が多い 高真空下で低温乾燥が可能なため、熱に弱い原料に向いている 食品乾燥など攪拌が必要のないものに 向いている 大量の原料の乾燥に適している
代表的な
製品(※)
中央化工機
VU型振動乾燥機
中央化工機振動乾燥機

引用元:中央化工機HP
(https://www.chuokakohki.co.jp/dryer.html)

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ヤスジマ
YVD真空撹拌乾燥機
イメージ

ヤスジマHP
(https://yasujima.co.jp/product/dryer/yvdn/)

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徳寿工作所
真空回転乾燥機 WDV型
イメージ

徳寿工作所HP
(https://www.tokujuk.co.jp/products/dryer/WDV/post-11.html)

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長門電機工作所
箱型棚式乾燥機
長門電機工作所箱型棚式乾燥機

引用元:長門電機工作所HP
(https://nagato.co.jp/ventilation-tray-dryer/)

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栗本鐵工所
流動層乾燥装置
栗本鐵工所流動層乾燥装置

引用元:栗本鐵工所HP
(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/floormap/floor-03.html)

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※タイプ別の代表的な製品の選出基準
「振動乾燥機」「攪拌乾燥機」「真空回転乾燥機」「箱型棚式乾燥機」「流動層乾燥機」⇒2022年3月23日時点で各タイプ名をGoogle検索した際、最上位に表示されるメーカーの商品。