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アーステクニカ ハイスピードバキュームドライヤー

川崎重工業・神戸製鋼の粉砕技術とノウハウを活かした乾燥機

高減圧下での高速撹拌乾燥・コーティング機

アーステクニカ,乾燥機

引⽤元︓イプロスものづくり
(https://www.ipros.jp/product/detail/2000257808/)

減圧下での攪拌により乾燥効率を上げ、ムラの無いコーティング・乾燥を行うことができる乾燥機です。缶体内部を減圧状態にし、缶体底面及び側面からジャケット加熱をします。

被乾燥物が攪拌・転動することにより均一に熱を与えるため、短時間で乾燥することが可能です。

チョッパーによる解砕作用が乾燥効率を高め、更に乾燥製品の粒度調整にも効果を発揮できる乾燥機です。

攪拌羽根・解砕羽根・掻き取り羽根も含めた豊富な特徴

乾燥物を均一に攪拌することにより、乾燥状態のムラを無くし、効果的な低温乾燥を実現しています。また、ダイナミックな乾燥物の流動状態を保ち、脅威の短時間乾燥が可能です。乾燥時にできるダマや凝集物を、高速回転するチョッパー羽根が瞬時に解砕し、伝熱係数を大幅にアップさせることができます。

独自の付着掻き落とし装置により缶体の付着を最小限にできるため、乾燥効率の大幅アップやコーティングムラを防止。さらに揮発性有機溶剤を使用する場合には、溶剤回収装置と組み合わせることにより、環境負荷を軽減することもできます。攪拌羽根や解砕羽根・掻き取り羽根は簡単に分解できるため、洗浄性も抜群といった豊富なメリットを持っています。

ムラのない有機物コーティングを実現できるシステム

ハイスピードバキュームドライヤーでは、無機粉体を混合・攪拌し有機溶剤を噴霧(滴下)し、混合・減圧乾燥を行います。

その後ジャケット・減圧乾燥によって溶剤だけが揮発し、無機粉体に有機物がコーティングされるため、数μm~数十μmの有機物コーティングを実現することができます。

また、揮発した有機溶剤は溶剤回収システムにより、ガス回収ラインを通り溶剤タンクに回収されるため、環境負荷の低減も図れます。

どのような企業に推奨される商品か

アーステクニカのハイスピードバキュームドライヤーは医薬品原料や化学品原料、トナーキャリア、電池材料、試薬、鉄粉といった用途・実績例を有する乾燥機です。

均一な乾燥・ムラのないコーティングを実現できる乾燥機なので、安定した乾燥を必要とする原料・製品への利用を考えている企業に推奨できる乾燥機です。

工業用乾燥機の導入前に
乾燥タイプ別の性能比較

その他の攪拌乾燥機を見る

開発メーカー:アーステクニカとは

アーステクニカは輸送機器などを製造する大手企業である川崎重工業の子会社で、破砕機・粉砕機・環境リサイクル機器の総合メーカーです。

2003年に川崎重工業と神戸製鋼の破砕機部門統合会社として設立され、粉砕技術と破砕機のノウハウを活かし、新たな技術開発や新分野開発に取り組んでいる企業です。

アーステクニカの基本情報

⼯業⽤乾燥機のタイプ別⽐較表

半導体や各種薬品、食品など、自社商品の研究開発を目的とした工業用乾燥機には、様々なタイプが存在します。
ここでは代表的な5タイプについて、簡易的な比較表にまとめています。自社にはどのタイプが最適なのか、検討をしてみてください。

オンマウスで各項⽬の解説が表⽰されます
振動乾燥機

振動乾燥機はドラム型は缶体内に原料を投入し振動を行い、原料の流動化・乾燥を行う乾燥装置です。

攪拌乾燥機

攪拌式の乾燥機は、本体内部にあるパドルや羽根により原料を攪拌し、乾燥を行うタイプの乾燥機です。

真空回転乾燥機
(コニカルドライヤー)

真空回転乾燥機は、本体部分を密閉して減圧を行い、真空状態を作り出して原料を乾燥する構造の乾燥装置です。

箱型棚式
乾燥機

箱型棚式乾燥機はトレイに乾燥物を配置し、乾燥を行う構造の乾燥装置です。

流動層乾燥機

流動層乾燥機にはさまざまな形状があり、回転運動や振動、熱風などを利用し乾燥を行います。

材料適⽤
範囲

様々な種類・状態の材料に対応をしてるか。凝集性・付着性のある材料、水分量の多い材料、を苦手とする乾燥機も。

適⽤量

一度に乾燥を行う材料の適用量はどうか。

粒⼦破損

材料の粒子を破壊せずに乾燥ができるか。物理的な摩擦が少ないものが好ましい。

加熱温度

関節加熱の温度が高いほど乾燥速度は早まるが、内部構造が複雑な機器の場合、熱膨張の影響を受けやすいため、制限がかかる。

コンタミ
発⽣
リスク

乾燥機の内部での摩擦により、コンタミが発生するリスクがあるか。

洗浄時間

乾燥を行うごとに洗浄が必要な工業用乾燥機。内部構造が複雑な場合、解体が必要となるため、洗浄時間が長くなる。

消耗
部品

攪拌に羽を使用している、摩擦を起こすための部品が多い乾燥機の場合、消耗品の交換が必要となる。

特⻑ 上記項⽬に幅広く対応した上で、粒⼦がダマにならない 最も⼀般的な形式のため使い慣れている研究者が多い 高真空下で低温乾燥が可能なため、熱に弱い原料に向いている 食品乾燥など攪拌が必要のないものに 向いている 大量の原料の乾燥に適している
代表的な
製品(※)
中央化工機
VU型振動乾燥機
中央化工機振動乾燥機

引用元:中央化工機HP
(https://www.chuokakohki.co.jp/dryer.html)

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ヤスジマ
YVD真空撹拌乾燥機
イメージ

ヤスジマHP
(https://yasujima.co.jp/product/dryer/yvdn/)

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徳寿工作所
真空回転乾燥機 WDV型
イメージ

徳寿工作所HP
(https://www.tokujuk.co.jp/products/dryer/WDV/post-11.html)

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長門電機工作所
箱型棚式乾燥機
長門電機工作所箱型棚式乾燥機

引用元:長門電機工作所HP
(https://nagato.co.jp/ventilation-tray-dryer/)

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栗本鐵工所
流動層乾燥装置
栗本鐵工所流動層乾燥装置

引用元:栗本鐵工所HP
(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/floormap/floor-03.html)

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※タイプ別の代表的な製品の選出基準
「振動乾燥機」「攪拌乾燥機」「真空回転乾燥機」「箱型棚式乾燥機」「流動層乾燥機」⇒2022年3月23日時点で各タイプ名をGoogle検索した際、最上位に表示されるメーカーの商品。