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IKA コニカルドライヤーCD

薬局・病院へのサプライヤーとして創業された企業の乾燥機

均一な湿度・温度分布が得られる真空乾燥機

IKA,乾燥機

引⽤元︓IKA HP
(https://www.ikaprocess.com/ja/Products/Vacuum-dryers-mixers-cph-41/Conical-Dryer-CD-csb-CD/)

IKAのコニカルドライヤーは、流動性や嵩密度が異なる原料や湿度の高い原料などに適用される、固体真空接触乾燥に適している真空乾燥機です。

壁面及びカバーだけでなく、特殊なスパイラル攪拌羽根も過熱が可能です。
これにより製品に最適なエネルギーを投入することができ、全体に均一な湿度及び温度を行き渡らせることが可能です。

オプションで装着できるカッティングブレード付きランプブレーカーにより、凝集を防ぐこともできます。

斜め開閉・旋回機構のコンビネーションによる重要な革新

攪拌羽根を含むカバー全体を開けることができるため、洗浄や点検を容易に行うことができます。この機能により、カバーが閉じている時に容器全体を傾斜させることができるため、乾燥プロセスに大きな効果があります。

傾斜していることで、重力が追加の効果をもたらし、製品全体の混合に重要な利点を与えることができ、旋回装置は0℃~45℃の任意の位置に保持することができます。実容量が10Lから9000Lまでの9種類のサイズを選択できます。

豊富なメリットと実用的な利点を備えた乾燥機

豊富なオプションが特徴であり、凝集防止ランプブレーカーや排気からダストを取り除くフィルター、すべてのアプリケーションに対応した各種シャフトシールシステムが備えられています。

またシステム全体の洗浄が容易であることや、特殊スパイラル攪拌羽根により、デリケートな製品の優しい混合などの利点があります。

どのような企業に推奨される商品か

IKAのコニカルドライヤーは、ブレンド茶、コーヒーパウダー、粉末スープやソース、ベビーフードなどの製造や、医薬品向有効成分と溶剤の分離、サスペンションの分離や熱乾燥に利用されています。

原料を混合しながら真空乾燥を行いたい企業に向いており、金属やその他粉体、顔料、塩、決勝、ファインケミカルなどを取り扱う企業に推奨されています。

工業用乾燥機の導入前に
乾燥タイプ別の性能比較

その他の真空回転乾燥機を見る

開発メーカー:IKAとは

IKAグループは世界8拠点に約900人の従業員を持つグローバル企業です。日本法人はドイツIKA社の100%出資子会社(※)として、日本におけるIKA製品全般の輸入販売やアフターサービスを行っています。

ラボ用機器の注文に迅速に対応し、修理・アフターサービスも万全の体制を整えており、カロリーメーターやプロセス用大型機械なども取り扱っています。

※参照元:イプロス医薬食品技術
https://ls.ipros.jp/company/detail/123616/

IKAの基本情報

⼯業⽤乾燥機のタイプ別⽐較表

半導体や各種薬品、食品など、自社商品の研究開発を目的とした工業用乾燥機には、様々なタイプが存在します。
ここでは代表的な5タイプについて、簡易的な比較表にまとめています。自社にはどのタイプが最適なのか、検討をしてみてください。

オンマウスで各項⽬の解説が表⽰されます
振動乾燥機

振動乾燥機はドラム型は缶体内に原料を投入し振動を行い、原料の流動化・乾燥を行う乾燥装置です。

攪拌乾燥機

攪拌式の乾燥機は、本体内部にあるパドルや羽根により原料を攪拌し、乾燥を行うタイプの乾燥機です。

真空回転乾燥機
(コニカルドライヤー)

真空回転乾燥機は、本体部分を密閉して減圧を行い、真空状態を作り出して原料を乾燥する構造の乾燥装置です。

箱型棚式
乾燥機

箱型棚式乾燥機はトレイに乾燥物を配置し、乾燥を行う構造の乾燥装置です。

流動層乾燥機

流動層乾燥機にはさまざまな形状があり、回転運動や振動、熱風などを利用し乾燥を行います。

材料適⽤
範囲

様々な種類・状態の材料に対応をしてるか。凝集性・付着性のある材料、水分量の多い材料、を苦手とする乾燥機も。

適⽤量

一度に乾燥を行う材料の適用量はどうか。

粒⼦破損

材料の粒子を破壊せずに乾燥ができるか。物理的な摩擦が少ないものが好ましい。

加熱温度

関節加熱の温度が高いほど乾燥速度は早まるが、内部構造が複雑な機器の場合、熱膨張の影響を受けやすいため、制限がかかる。

コンタミ
発⽣
リスク

乾燥機の内部での摩擦により、コンタミが発生するリスクがあるか。

洗浄時間

乾燥を行うごとに洗浄が必要な工業用乾燥機。内部構造が複雑な場合、解体が必要となるため、洗浄時間が長くなる。

消耗
部品

攪拌に羽を使用している、摩擦を起こすための部品が多い乾燥機の場合、消耗品の交換が必要となる。

特⻑ 上記項⽬に幅広く対応した上で、粒⼦がダマにならない 最も⼀般的な形式のため使い慣れている研究者が多い 高真空下で低温乾燥が可能なため、熱に弱い原料に向いている 食品乾燥など攪拌が必要のないものに 向いている 大量の原料の乾燥に適している
代表的な
製品(※)
中央化工機
VU型振動乾燥機
中央化工機振動乾燥機

引用元:中央化工機HP
(https://www.chuokakohki.co.jp/dryer.html)

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ヤスジマ
YVD真空撹拌乾燥機
イメージ

ヤスジマHP
(https://yasujima.co.jp/product/dryer/yvdn/)

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徳寿工作所
真空回転乾燥機 WDV型
イメージ

徳寿工作所HP
(https://www.tokujuk.co.jp/products/dryer/WDV/post-11.html)

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長門電機工作所
箱型棚式乾燥機
長門電機工作所箱型棚式乾燥機

引用元:長門電機工作所HP
(https://nagato.co.jp/ventilation-tray-dryer/)

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栗本鐵工所
流動層乾燥装置
栗本鐵工所流動層乾燥装置

引用元:栗本鐵工所HP
(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/floormap/floor-03.html)

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※タイプ別の代表的な製品の選出基準
「振動乾燥機」「攪拌乾燥機」「真空回転乾燥機」「箱型棚式乾燥機」「流動層乾燥機」⇒2022年3月23日時点で各タイプ名をGoogle検索した際、最上位に表示されるメーカーの商品。