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シンフォニアテクノロジー BMタイプ/RVタイプ振動乾燥機

振動機器の老舗メーカーの原料にソフトで優しい振動乾燥機

豊富な実績やノウハウを活かしたユニークな動作原理

シンフォニアテクノロジー,乾燥機

引⽤元︓シンフォニアテクノロジーHP
(https://www.sinfo-t.jp/pdf/Data/vibrator/N91-313.pdf)

シンフォニアテクノロジーでは、粉粒体処理に欠かせないさまざまな振動機器を製造しており、食品分野をはじめとして化学・薬品・窯業・金属分野など多種多様な実績を持っています。

そのノウハウを活かして製造される振動乾燥・冷却装置は、振動作用と送風効果によるユニークな動作原理によって、どんな粉粒体も理想に合う乾燥・冷却を可能にします。

振動がまんべんなく流動化させるため、ムラのない仕上がりに

材料の流動化が不十分だと、乾燥や冷却にムラが生じてしまいます。
それに対し、振動式は粒度差や比重差がある材料でも、独特な振動作用によりまんべんなく流動化することが可能です。

さらに粒子間を通り抜ける熱風や冷風の影響により、流動化が促進されます。

これが振動乾燥機の大きな特徴であり、優れた流動化効果によって、どんな原料でもムラなく乾燥・冷却することが可能になります。

振動のコントロールにより、望む品質の仕上がりに

ムラがないだけでなく、原料や用途・目的に合わせて、仕上がり温度や水分を最適に管理する必要があります。

シンフォニアテクノロジーの振動乾燥機は、振幅・振動数などの振動条件を制御することにより滞在時間を自在に調整することができます。

そのため、原料が熱風や冷風に触れている時間や滞留時間をコントロールし、望む通りの品質を実現することが可能です。

どのような企業に推奨される商品か

シンフォニアテクノロジーの振動乾燥機は、幅広い原料に利用することが可能です。

HACCPにより衛生管理も万全なため、食品などの衛生面に注意が必要な原料にも安心して使用できます。

また、原料にソフトで優しい振動乾燥機になっているため、柔らかいフレークやペレットなどを取り扱いたい企業に適しています。

工業用乾燥機の導入前に
乾燥タイプ別の性能比較

その他の振動乾燥機を見る

開発メーカー:シンフォニアテクノロジーとは

創業から100年以上の歴史を誇る老舗企業で、顧客・社会のニーズに応えて技術開発を続けてきた結果、多種の製品を有する企業となりました。

航空宇宙、大型搬送システム、クラッチ・ブレーキ、モーションシステム、車両制御装置、プリンタシステム、クリーン搬送機器、自動車用試験装置、パーツフィーダ、産業インフラ、社会インフラ、そして振動機と合計12のユニットを事業として行っています。

シンフォニアテクノロジーの基本情報

⼯業⽤乾燥機のタイプ別⽐較表

半導体や各種薬品、食品など、自社商品の研究開発を目的とした工業用乾燥機には、様々なタイプが存在します。
ここでは代表的な5タイプについて、簡易的な比較表にまとめています。自社にはどのタイプが最適なのか、検討をしてみてください。

オンマウスで各項⽬の解説が表⽰されます
振動乾燥機

振動乾燥機はドラム型は缶体内に原料を投入し振動を行い、原料の流動化・乾燥を行う乾燥装置です。

攪拌乾燥機

攪拌式の乾燥機は、本体内部にあるパドルや羽根により原料を攪拌し、乾燥を行うタイプの乾燥機です。

真空回転乾燥機
(コニカルドライヤー)

真空回転乾燥機は、本体部分を密閉して減圧を行い、真空状態を作り出して原料を乾燥する構造の乾燥装置です。

箱型棚式
乾燥機

箱型棚式乾燥機はトレイに乾燥物を配置し、乾燥を行う構造の乾燥装置です。

流動層乾燥機

流動層乾燥機にはさまざまな形状があり、回転運動や振動、熱風などを利用し乾燥を行います。

材料適⽤
範囲

様々な種類・状態の材料に対応をしてるか。凝集性・付着性のある材料、水分量の多い材料、を苦手とする乾燥機も。

適⽤量

一度に乾燥を行う材料の適用量はどうか。

粒⼦破損

材料の粒子を破壊せずに乾燥ができるか。物理的な摩擦が少ないものが好ましい。

加熱温度

関節加熱の温度が高いほど乾燥速度は早まるが、内部構造が複雑な機器の場合、熱膨張の影響を受けやすいため、制限がかかる。

コンタミ
発⽣
リスク

乾燥機の内部での摩擦により、コンタミが発生するリスクがあるか。

洗浄時間

乾燥を行うごとに洗浄が必要な工業用乾燥機。内部構造が複雑な場合、解体が必要となるため、洗浄時間が長くなる。

消耗
部品

攪拌に羽を使用している、摩擦を起こすための部品が多い乾燥機の場合、消耗品の交換が必要となる。

特⻑ 上記項⽬に幅広く対応した上で、粒⼦がダマにならない 最も⼀般的な形式のため使い慣れている研究者が多い 高真空下で低温乾燥が可能なため、熱に弱い原料に向いている 食品乾燥など攪拌が必要のないものに 向いている 大量の原料の乾燥に適している
代表的な
製品(※)
中央化工機
VU型振動乾燥機
中央化工機振動乾燥機

引用元:中央化工機HP
(https://www.chuokakohki.co.jp/dryer.html)

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ヤスジマ
YVD真空撹拌乾燥機
イメージ

ヤスジマHP
(https://yasujima.co.jp/product/dryer/yvdn/)

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徳寿工作所
真空回転乾燥機 WDV型
イメージ

徳寿工作所HP
(https://www.tokujuk.co.jp/products/dryer/WDV/post-11.html)

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長門電機工作所
箱型棚式乾燥機
長門電機工作所箱型棚式乾燥機

引用元:長門電機工作所HP
(https://nagato.co.jp/ventilation-tray-dryer/)

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栗本鐵工所
流動層乾燥装置
栗本鐵工所流動層乾燥装置

引用元:栗本鐵工所HP
(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/floormap/floor-03.html)

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※タイプ別の代表的な製品の選出基準
「振動乾燥機」「攪拌乾燥機」「真空回転乾燥機」「箱型棚式乾燥機」「流動層乾燥機」⇒2022年3月23日時点で各タイプ名をGoogle検索した際、最上位に表示されるメーカーの商品。