スラリーとは、液体中に粘土などの個体粒子が懸濁されている流動体のことをいいます。粘性の強い、ドロドロとした流動体であることが多く、製造業や土木分野などの工業分野で多く使われています。
型に流し込んで液体分を取り除けば、主通りに成型することができるなどの特徴があり、さまざまな製品分野に活用されています。
スラリー状の原料には、樹脂や医薬品、染料や顔料、無機物などさまざまなものがあります。含水率が高いため、処理には高度な技術が必要となるケースが多くなります。
固液分離の難しい乾燥、溶解している成分を脱液しない乾燥など、目的に応じた乾燥方法を行える乾燥機を選定することが重要です。
セラミックスは陶磁器や窯業製品の総称としても用いられ、金属・非金属を問わず無機個体材料の総称となっています。
硬度が高く耐熱性に優れているなどの特徴を持つ素材で、さまざまなモノに利用されている汎用性の高い素材です。
セラミック粒子が水に混ざった状態のものは、石膏型に流し込み複雑な形を成型する際に利用されています。
半導体とは一定の電気的性質を備えた物質で、電気を通す「導体」と電気を通さない「絶縁体」の中間にあたる性質を持つ物質です。現代社会では欠かせない通信機器など、さまざまなものに活用されています。
半導体に活用されているものとしてポリシングスラリーがあり、ポリシングに用いられる砥粒を分散した液体がポリシングスラリーです。
染料・顔料は色を染める際に用いる物質で、水に溶ける染料と水やアルコールに溶けない顔料に区別されます。天然染料や合成染料、無機顔料や有機顔料など、使用する目的や場所によってそれぞれ適したものを利用します。
それらの塗料の中にはスラリー状のものもあり、スラリー層による塗装物質の保護などを目的に使用されることがあります。
セメントは、一般的に水や液剤などにより水和や重合し、硬化する粉体のことをいいます。広義にはアスファルトや膠、樹脂、石膏、石灰などやこれらを組み合わせた接着剤全般を指すこともあります。
セメントのスラリーはセメントと水の混合液であり、ケーシングの支持や流体の移動抑制などの効果を得ることができます。スラリーの中に一種、または複数種類の添加剤を目的に応じ投入されることが多い素材です。
乾燥ムラや含水率ばらつき、処理量不足、洗浄性、コンタミ対策など、振動乾燥機選びでは原料特性や工程課題に合わせて選ぶことが重要です。用途に合わない装置を選ぶと、品質不安や生産ラインのボトルネックにつながります。今回は、目的に合わせて選べるおすすめの振動乾燥機3選をご紹介します。
引用元HP:中央化工機公式サイト
https://www.chuokakohki.co.jp/dryer.html
ナノ粒子やスラリーにも対応しやすい
ナノ粒子やスラリー、ペースト状原料など、一般的な乾燥機では扱いにくい材料に対応。脱液・乾燥を含めた工程設計もしやすい。
コンタミ・洗浄性・溶剤対応に強い
密閉構造で有機溶剤を回収しやすく、内部構造もシンプル。洗浄・サニタリー化やGMP対応まで考えたい現場に向く。
引用元HP:奈良機械製作所公式サイト
https://www.nara-m.co.jp/media/products/a35
乾燥・冷却を1台で連続処理
振動と送風で材料を流動化しながら搬送。乾燥と冷却を連続処理できるため、大量処理やライン化を進めたい現場に向く。
粒度差・比重差があってもムラを抑えやすい
粒度差や比重差のある材料もまんべんなく流動化。滞留時間や温度・水分を調整しやすく、品質管理を重視する工程に向く。
引用元HP:ヤマト機販公式サイト
https://www.yamato-kihan.jp/product/dry/vibration_dryer.html
機内残や乾燥ムラを抑えやすい
円筒缶体の振動とジャケット加熱によるバッチ乾燥。デッドスペースが少なく、機内残や乾燥ムラを抑えたい材料に向く。
スラリー・ペースト・溶剤系にも対応
セラミックススラリー、酸化物ペースト、金属粉、樹脂ビーズなどに対応。付着しやすい材料や粒状材を扱う工程で検討しやすい。