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杉山重工 振動搬送乾燥機

粉体機器の専門メーカーが開発した振動搬送乾燥機

乾燥と搬送を同時に行って生産性を向上

杉山重工の乾燥機

引⽤元:杉山重工HP(https://www.e-sugiyama.co.jp/products/kiln_cooler/continuous_kiln/vibro-conveyor_dryer/)

杉山重工の振動搬送乾燥機は、振動乾燥と搬送工程を同時に行える乾燥機です。振動コンベヤに乾燥させたい材料を載せて、熱風を外部から送入することで材料を搬送しながら乾燥させられることが特徴です。

コンベヤトラフの底部から送風機によって送り込まれた熱風が、材料層を流動化させることで乾燥の効率を向上させるとともに、スムーズな搬送効率を実現しています。また蒸発した水分はトラフ上部のケーシングから排出され、蒸発した水分の結露を防ぐために断熱施工も採用されています。

粉体の粒径に合わせて開孔率やトラフ船底をカスタマイズ

杉山重工は様々な粉体を取り扱ってきた粉体機器のプロフェッショナルであり、クライアントのニーズや乾燥させたい粉体の形状・種類に合わせて、乾燥機のカスタマイズを行って乾燥効率の最適化を行ってくれることが強みです。

具体的には粉体の粒径に対して適切な開孔率やトラフ選定をシミュレーションし、また搬送量が多い場合などは必要に応じて補強フレームの設置といった対策も施します。

オプション対応によるニーズの追求

クライアントが実際にどのような粉体材料を乾燥させたいのか、具体的なプランにもとづいて電熱ヒーターユニットを選定し、材料の比熱や含水量に合わせてヒーター容量や加熱温度、また送風機の風量などを設定することが可能です。

なお、標準ヒーターユニットはカンタル線巻き仕様(26kW/ヶ)となっていますが、改めて各種容量の製作をオプション対応しており、クライアントにとって最適な乾燥条件の追求に尽力してくれる点は見逃せません。

どのような企業に推奨される商品か

生産ラインにおいて粉体材料の乾燥を必要としている製造業や加工業などの企業に推奨される乾燥機です。特に乾燥工程と搬送工程を一元化して生産性を向上させられるため、既存の製造設備や生産工程に搬送乾燥機を組み込んで、作業効率を高めたいと考えている企業におすすめできます。

また、細かなカスタマイズにも対応しており、市販品や既存品によって十分な品質の乾燥を叶えられないと悩んでいる企業にもおすすめです。

開発メーカー:杉山重工とは

杉山重工は1959年(昭和34年)に設立された企業であり、様々な業界や分野において粉体を扱う機器の設計や開発、プラント建設などを行ってきた粉体機器メーカーです。

粉体を取り扱う工程であれば今号や粉砕、軽量、搬送、乾燥などあらゆるニーズに対応しており、現在の設備や機器によって対応困難なニーズについても設計から製造までワンストップサービスで機器のオーダーメイドを請け負っています。

杉山重工の基本情報

⼯業⽤乾燥機のタイプ別⽐較表

半導体や各種薬品、食品など、自社商品の研究開発を目的とした工業用乾燥機には、様々なタイプが存在します。
ここでは代表的な5タイプについて、簡易的な比較表にまとめています。自社にはどのタイプが最適なのか、検討をしてみてください。

オンマウスで各項⽬の解説が表⽰されます
振動乾燥機

振動乾燥機はドラム型は缶体内に原料を投入し振動を行い、原料の流動化・乾燥を行う乾燥装置です。

攪拌乾燥機

攪拌式の乾燥機は、本体内部にあるパドルや羽根により原料を攪拌し、乾燥を行うタイプの乾燥機です。

真空回転乾燥機
(コニカルドライヤー)

真空回転乾燥機は、本体部分を密閉して減圧を行い、真空状態を作り出して原料を乾燥する構造の乾燥装置です。

箱型棚式
乾燥機

箱型棚式乾燥機はトレイに乾燥物を配置し、乾燥を行う構造の乾燥装置です。

流動層乾燥機

流動層乾燥機にはさまざまな形状があり、回転運動や振動、熱風などを利用し乾燥を行います。

材料適⽤
範囲

様々な種類・状態の材料に対応をしてるか。凝集性・付着性のある材料、水分量の多い材料、を苦手とする乾燥機も。

適⽤量

一度に乾燥を行う材料の適用量はどうか。

粒⼦破損

材料の粒子を破壊せずに乾燥ができるか。物理的な摩擦が少ないものが好ましい。

加熱温度

関節加熱の温度が高いほど乾燥速度は早まるが、内部構造が複雑な機器の場合、熱膨張の影響を受けやすいため、制限がかかる。

コンタミ
発⽣
リスク

乾燥機の内部での摩擦により、コンタミが発生するリスクがあるか。

洗浄時間

乾燥を行うごとに洗浄が必要な工業用乾燥機。内部構造が複雑な場合、解体が必要となるため、洗浄時間が長くなる。

消耗
部品

攪拌に羽を使用している、摩擦を起こすための部品が多い乾燥機の場合、消耗品の交換が必要となる。

特⻑ 上記項⽬に幅広く対応した上で、粒⼦がダマにならない 最も⼀般的な形式のため使い慣れている研究者が多い 高真空下で低温乾燥が可能なため、熱に弱い原料に向いている 食品乾燥など攪拌が必要のないものに 向いている 大量の原料の乾燥に適している
代表的な
製品(※)
中央化工機
VU型振動乾燥機
中央化工機振動乾燥機

引用元:中央化工機HP
(https://www.chuokakohki.co.jp/dryer.html)

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ヤスジマ
YVD真空撹拌乾燥機
イメージ

ヤスジマHP
(https://yasujima.co.jp/product/dryer/yvdn/)

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徳寿工作所
真空回転乾燥機 WDV型
イメージ

徳寿工作所HP
(https://www.tokujuk.co.jp/products/dryer/WDV/post-11.html)

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長門電機工作所
箱型棚式乾燥機
長門電機工作所箱型棚式乾燥機

引用元:長門電機工作所HP
(https://nagato.co.jp/ventilation-tray-dryer/)

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栗本鐵工所
流動層乾燥装置
栗本鐵工所流動層乾燥装置

引用元:栗本鐵工所HP
(https://www01.kurimoto.co.jp/co-lab/floormap/floor-03.html)

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※タイプ別の代表的な製品の選出基準
「振動乾燥機」「攪拌乾燥機」「真空回転乾燥機」「箱型棚式乾燥機」「流動層乾燥機」⇒2022年3月23日時点で各タイプ名をGoogle検索した際、最上位に表示されるメーカーの商品。